ジャーモル・チャーロの王座返上で空いた王座を巡る争い。
ハードは無敗、ハリソンは1敗
戦績が良くKO率の高い長身のパンチャー対決。
ハードはいつも通りフィリーシェルスタイルでまずはパンチを外して得意の距離に持ち込もうとする。
が、スピードに勝り、動き回るハリソンに着いていけず思うようにいかない。
しかし粘り強く追いつづけ相手の不注意に助けられたが、しっかり捕まえて倒しきった。
ハリソンはハードの意図を理解し、速いジャブを打ちながら横へ横へ動きハードのプレッシャーを無効化。
隙を作り軽くではあるがワンツー打ち込むなど効果的な動きを見せた。
ディフェンスは打ち終わり横へ動くなどしっかりとしたハード対策も見られたが、如何せん不注意な性格な様で何度も何度も離れ際にパンチを受けていた。生来の打たれよ弱さも相まってKO負け。ボクシングでは勝っていただけに残念だ。
ハードはチャーロと似たような体格と風貌だが、才能は圧倒的にチャーロだろう。
スタミナに難があるようにもみえるし王座交代は速いかもしれない。