共に2m近く、100kgを超える大型のヘビー級。
新しい時代をジョシュアが切り開くか、はたまたクリチコが壁として立ちはだかるのか。
若さvs経験の面白いマッチアップ。
序盤、クリチコはプレッシャーをかけて左手でジョシュアをコントロールし得意のワンツーを狙らう。プレッシャーのかけ方、左の使い方はジョシュアより一枚上手だそ。
ジョシュアはやややりにくそうに距離を測り、探り探りの立ち上がり。
しかしこの辺の上手さでもベテランのクリチコか上回る。綿密な計画の元、得意のワンツーを効果的に使用、合開始直後からやりたいことがはっきりしている。
4ラウンド直後距離を掴んだクリチコのワンツーがジョシュアの顔面を再三捉える。
5ラウンド流れを変えようとジョシュアが若さを発揮し一気にスタミナを使ってクリチコからダウンを奪う!流れを変える必要があると分かっていても5ラウンドでのこの攻撃はできるものではない。
スター性ではジョシュアが一枚上手だ。
しかし、クリチコもただでは転ばない。
隙きをついて左フックをジョシュアに叩き込み、動きの落ちたジョシュアに逆襲!一進一退の攻防を繰り広げる。
大人しく普通に戦えば距離を掴んだクリチコに分がある。6ラウンド得意のワンツーが強烈にヒット。ジョシュアからダウンを奪う。そこからジョシュアはダメージの回復に専念、クリーンヒットは避けつつなんとか凌ぎきった。
11ラウンド倒さないと勝てないジョシュアは意を決して最後のアタック!劇的な逆転勝利を手にし試合後フューリーへとの対戦をアピール。
ヘビー級の中心となった。